仏蘭西倶楽部様イベント参加御報告
12月10日(日)仏蘭西倶楽部様主宰によるイベントに参加いたしました。
地元宮城の食材を使い、フランス料理のシェフがお料理を提供してくださるというイベントでした。
メニューはこちら
・アペリティフ麺ざくざく前菜
・ 蔵王産ブロッコリーのムース
・ 蔵王産クリームチーズとサーモンのディップ
・ 蔵王人参のムース
…… 登米産あぶら麩を添えて
・ 蔵王野菜のピクルス
・ 蔵王産じゃが芋と帆立のサラダ
・ ジャパンX豚と蔵王野菜のキ・カ・ファス登米産はっと入り
・ ババロア
………でした。
とても美味しかったです。
仏蘭西倶楽部様はこの前の記事にもあります、フランスでのはっと試食の件でお世話になりました。
その仏蘭西倶楽部様が今度は仙台ではっとをお披露目くださいました。
ちなみに「麺ざくざく」も前菜として登場。
皆様が集まるまでのウェルカムドリンク(シャンパンやノンアルコールのシャンパンを頂きました。)と共に麺ざくざくをご試食いただきました。美味しいと好評でした。
はっとは登米地方に伝わる郷土料理ですので、仙台ではっとをご存じない方もたくさんいらっしゃるという事ではっとをフランス料理風にアレンジしてのお料理です。
まずはウェルカムドリンクから。
ソムリエさんがいらっしゃいまして、オススメのシャンパンとノンアルコールのシャンパンを頂きました。
ノンアルを頂きましたが、ジュースとは違った大人な味でした。シャルドネを使っているので、ワインっぽいすっきりした飲み口。
佐々木シェフ様からお料理の説明。
弊社社長の二階堂が昔からお世話になっている方で、フランスで修行されてきた凄腕の方でいらっしゃいます。
手前は蔵王産の食材を使ったディップです。
右からブロッコリー、人参、サーモンのディップ。
ディップというからにはパンやクラッカーに付けて食べるのですが、今回は油麩に付けていただきました。
新しい食べ方です。
少なくとも私はお料理の具材としてしか使ったことがありませんでしたので、びっくりしました。
シェフが油麩をカットしています。フランスパンのように見えてしまいます。
郷土食材がおしゃれに見えてしまう不思議な感じです。
カットした油麩にオンしたのがこちらです。
ディップが美味しい!!
油麩も軽くてさくさく。重たくなくてパクパク食べられました。
「油麩は何かの具材として調理して食べる」という使い方しか念頭になかったため、驚きの食べ方でした。
油麩発祥の地生まれの人にはなかなか出来ない発想でした。
こちらは「JAPAN X」という品種の豚さんのお肉です。
三日間沸騰させないように煮込んでいるとの事。
とろけそうな程のやわらかくするには沸騰させない事がコツなんだそうです。
勉強になりました。
とても美味しかったです。
ブイヨンスープで似たお野菜。
このお野菜とお肉をあわせたのがキ・カ・ファスというフランスブルターニュ地方のお母さんの作るお料理なんだとか。
キ・カ・ファスにはソバガキのようなものが入っていて、それを今回ははっとで代用。
本来はそれを全部同じお皿にとって一緒に食べるのだそうです。
みなさん待ちきれなくて、先にと野菜だけ食べてから、こちらをいただいてましたけど。
あまりにも美味しかったので待ちきれませんでした。
このスープも絶品でございました。胡椒がきいたスープで、また違ったハットを味わえました。
食べてから思ったのですが……「油麩をいれてもいいですよね?」という事になりまして、みんなでスープに油麩だけ入れて食べてみました。
油麩を入れたら、一味変わってきまして、更に美味しくなりました。
具材と一緒に食べたらもっと美味しかったと思います。
スープがおいしくてただ飲んでしまいました。(みなさんそうしていらっしゃいました。)
こんな美味しいお料理とソムリエさんオススメのワインを片手に皆さんと交流。
ここは本当に日本??
そんな感じの社交的な会でした。
こんなイベントは今まで経験がなかったので、こんな交流の仕方もあるのかと、勉強にもなりました。
最後はデザートのババロアです。レーズンパンが中に入ってます。
甘さ控えめでおいしかったです。おかわりも頂いてしまいました。
しかもクリーミー!!
異国(フランス)の文化に通ずる方々の集まりなだけに、パワーもあり、社交的で、今まで参加したことのなかった交流会でした。
お一人でいらっしゃった方も、なんの隔たりもなく、普通にお話しされていました。
みなさんすばらしい笑顔です。
宮城にはすばらしい食材がたくさんあるんですね。
そしてすばらしい出会いもあります。
この度、仏蘭西倶楽部様主催のこの会を通し、宮城の食材のすばらしさと、素敵な皆様と出会うことができました。
仏蘭西倶楽部様、この度はこのような貴重な会に参加させていただき、誠にありがとうございました。
心より感謝申し上げます。
マルニ食品開発部 千葉